三位一体の祭壇画

三位一体の祭壇画


作品情報

制作年
1515
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
162 × 102 cm

ストーリー

画面を横切る緑の帯には、ヨルダン川でヨハネがキリストに洗礼を授けたとき、天から響いた声の言葉として福音書が伝える一句が記されています。「ヒク・エスト・フィリウス・メウス・ディレクトゥス」、これはわたしの愛する子。右側に洗礼者ヨハネが立っているのはそのためです。帯の上では父なる神がケルビムに囲まれて両腕を広げ、そのすぐ下に聖霊の鳩がいます。復活したキリストは雲の上に立ち、両脇にヨハネと聖母がいます。聖母の足もとには、恵みの母を意味するマーテル・グラティアエの銘があります。

この祭壇画は、ヴェローナのサンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア・ヌオーヴァ教会のフマネッリ家礼拝堂から来ました。美術館は1510年代の作とし、モローネの円熟期の作品と見ています。ただ、彼の作風は年月を経てもほとんど変化していないように見え、どの作品も年代を決めるのが難しいとも注意しています。

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