セダーノ家の三連祭壇画

Gerard David · PD

セダーノ家の三連祭壇画


作品情報

制作年
1492
技法
油彩
種類
絵画
寸法
97 × 145 cm

ストーリー

1490年代、ヘラルト・ダフィットはブルッヘで制作していた。当時この街は北ヨーロッパ有数の貿易港で、自らの信仰心を記録に残したい外国商人であふれていた。この折りたたみ式の祭壇画も、そのひとりが注文した。カスティーリャの商人ジャン・デ・セダーノで、彼は家族とともに片方の翼に跪き、聖母子は壁に囲まれた庭の玉座に座し、両脇では二人の天使が楽を奏でる。マリアの足もとには東方貿易でもたらされた文様の絨毯が敷かれている。ブルッヘの商人が実際に持ちえた贅沢品だ。緑の野と青い海の風景が、三枚のパネルの背後を途切れなく続いていく。翼を閉じれば、外側にはアダムとエバが現れる。ルーヴルがこれを買い入れたのは1890年である。

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