
ニューヨーク州リーズの夕暮れ
作品情報
ストーリー
リーズは、ハドソン川流域を流れるキャッツキル・クリーク沿いの小さな集落で、キャッツキルの町から数マイルのところにあります。その町には一世代前、ハドソン・リヴァー派を興したトマス・コールが住み、同じ川と丘を描いていました。1876年、ホーマーはこの土地の丘の斜面を、一日の終わりの光のなかで描きました。日は尾根に並ぶ背の高い木々の向こうに沈み、その影が長い斜線となって斜面を下り、牛たちが残光のなかで草をはんでいます。
左下には HOMER の署名と年記がありますが、年のほうは今では187までしか読めません。1910年にホーマーが亡くなったとき、絵はまだ手元にあり、兄チャールズが相続しました。二年後、ボストンの画商ドール・アンド・リチャーズがこれをクララ・バートラム・キンボールに売りました。夫デイヴィッドは1923年、亡き妻を偲んで40点の絵を美術館に遺贈し、この作品もそのなかに含まれていました。




