月を眺める二人の男

Caspar David Friedrich · PD

月を眺める二人の男


作品情報

制作年
1819
技法
油彩、キャンバス
種類
絵画
寸法
33 × 44.5 cm

ストーリー

森の小道で、二人の男が立ちどまり、木々のあいだにかかる細い月を見上げています。カスパー・ダーヴィト・フリードリヒは、雄大な自然を前にした人間の小ささや、目に見えない神への思いを、こうした後ろ姿にたびたび託しました。二人が着ているのは、当時「古ドイツ風」と呼ばれた服です。ナポレオンに抗するドイツ人の団結を暗にあらわす装いで、体制の側からは危険視されることもありました。年かさの男はフリードリヒ自身、若い方は弟子だと考えられています。右手には根こそぎ倒れかけた樫の古木がかかり、静かな月の光と、朽ちてゆく大地とが、ひとつの画面に並んでいます。

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