
Jan Brueghel the Elder · PD
花瓶の花
作品情報
ストーリー
花を挿した小さな青花の壺は、江西省景徳鎮の窯で輸出用に焼かれたものである。1609年から1615年ごろにこの板が描かれたとき、この種の磁器はネーデルラントではまだ新顔だった。1602年と1603年にオランダ船がポルトガルのカラック船を二隻拿捕し、その積荷の一つが1604年にアムステルダムで競売にかけられて、中国磁器が一気に市場へ流れ込んだからである。花のほうも旅をしてきた。チューリップはその数十年前にオスマン帝国領から西ヨーロッパへ伝わったばかりで、ここではバラやアヤメと並んでいる。板の高さは47センチほどにすぎない。




