
Jan Brueghel the Elder · PD
花瓶の花
作品情報
ストーリー
この花の絵は高さ181センチ、幅はわずか70センチで、カンヴァスに描かれている。この細長い形が用途を語る。縦長の花の絵は建築に合わせて作られた。扉の上や窓と窓のあいだに掛けるためで、これには同じ寸法の対作品があった。1794年、二点はマドリードの新王宮に記録されている。王女たちの居室に続く控えの間、番号は920。花束のなかほどに向日葵が立つ。前の世紀にスペイン経由でアメリカ大陸からヨーロッパへ渡ってきた植物で、17世紀の初めの数十年、北方ではまだ見せるために育てる庭の珍品だった。そのまわりにプラドはバイモ、芍薬、チューリップ、アイリス、アネモネ、オレンジの花を数えあげている。制作年は17世紀の第1四半期までしか絞られていない。




