
Jan Brueghel the Elder · PD
花瓶の花
作品情報
ストーリー
この花の絵は壁の羽目板のために描かれた。画布は高さ181センチ、幅70センチで、扉と扉のあいだの壁面に収まる細長さである。ブリューゲルはふだん銅板か木の板に小さく描く画家だった。美術館がこの一枚から拾い出した植物はおよそ三十種にのぼる。スノーフレーク、ヒヤシンス、キズイセン、バイモ、水仙は三月と四月の花である。芍薬、白百合、カーネーション、マリーゴールドは六月と七月に来る。それが同じ一つの花瓶に収まり、茎のあいだにはクワガタ、イトトンボ、コフキコガネ、ナナホシテントウがいる。プラドの年代は17世紀第1四半期という以上に細かくない。1794年にはマドリードの新王宮、王女たちの控えの間に掛かっていた。




