聖母子と天使(乳を与える聖母)

Antonio da Correggio · PD

聖母子と天使(乳を与える聖母)


作品情報

アーティスト
コレッジョ
制作年
1524
技法
油彩
種類
絵画
寸法
69 × 57 cm

ストーリー

コレッジョがこの小さな聖母子像を描いたのは、1520年代初めのパルマでのことだ。ちょうど彼が教会の丸天井を、柔らかく溶けるような光で覆っていた時期にあたる。だがこの一枚はどこまでも家庭的だ。マリアは胸をはだけて裸の幼子に乳を与えようとするが、幼子は顔をそむけ、天使が差し出す果実へ手を伸ばす。多くの解釈では梨とされる。この小さな仕草こそが絵を有名にした。模写や版画がヨーロッパじゅうに広め、1787年にはゲーテがナポリの画商のもとでその一本を目にし、母の乳と差し出された梨のあいだで揺れる幼子に心を動かされている。ブダペストのこの板絵はのちにエステルハージ侯爵家のものとなり、その収蔵品がこの街の美術館の中核となった。

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