ウルカヌスとマイア

ウルカヌスとマイア


作品情報

制作年
1585
技法
油彩、銅板
種類
絵画
寸法
22.2 × 17.5 cm

ストーリー

このひげの神は、長いあいだユピテルだと考えられていました。けれども鎧と鍛冶の槌が、火と鍛冶の神ウルカヌスであることを示しています。隣の女性は豊穣の角を持ち、麦の穂の冠をかぶっています。古いイタリアの春の女神マイアです。この組み合わせは、見た目ほど突飛なものではありません。古代末期のローマの著述家マクロビウスは、5月1日にウルカヌスの神官がマイアに犠牲を捧げたと書き残しています。スプランゲルはこの場面を1585年ごろ、プラハのルドルフ2世のために、高さ約22センチの銅板に描きました。自作の『ヘラクレスとオンファレ』と対になる作品です。美術館によれば、女神のけだるく挑発的なポーズは、ラファエロの周辺にいたローマの版画家アゴスティーノ・ヴェネツィアーノの、クレオパトラの自害を描いた版画から借りたものかもしれません。

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