
動物の頭部を描いた壁画断片(ドゥラ・エウロポス出土)
作品情報
ストーリー
赤で塗られ、黒い輪郭線で縁どられた動物の頭が、幅20センチに満たない漆喰のかけらに残っています。ルーヴルはアンテロープかもしれないとし、その言葉に疑問符を付けています。この断片は、ザクロやロゼットの断片と同じ、ドゥラ・エウロポスのアルテミス神殿の部屋から出ました。
年代も同じくはっきりせず、2世紀か3世紀のどこかです。ただし終わりははっきりしています。256年ごろ、ペルシアのサーサーン朝の王たちの軍がドゥラを包囲して攻め落とし、その後この町に住む人はいなくなりました。ですから、この壁の絵がそれより後に描かれたことはありえません。



