
Vincent van Gogh · PD
右向きの織工(半身像)
作品情報
ストーリー
1884年1月4日、ファン・ゴッホは弟テオへの手紙で、ニューネンの織工たちをこれまでに水彩で三点描いたと伝え、織工を描いた素描はほとんど知らないとも書いています。前の年の12月に、両親の住む牧師館へ移ってきたばかりでした。この油彩は同じ1月の作とされ、織工の連作のごく初めに位置します。ほかの作品では、織工は大きな木の織機の中に小さく閉じ込められていることがほとんどです。ここでは男を間近から、横顔の半身像でとらえています。帽子をかぶった男の手は布の上で動き、織機は手前を横切る数本の梁が見えるだけです。この絵はベルンのスイス人美術史家ハンス・ロベルト・ハーンローザーが所有していたもので、現在も個人蔵です。




