
Caspar David Friedrich · PD
窓辺の女
作品情報
ストーリー
1822年、カスパー・ダーヴィト・フリードリヒはドレスデンのエルベ川沿いにあるアトリエでこの絵を描いた。窓の外をのぞき込む後ろ姿の女性は、結婚して間もない妻カロリーネである。がらんとした室内は簡素な板壁だけで、明るい外の世界とは対照的だ。半分開いた窓の向こうには、対岸のポプラ並木と、川を行く船のマストがのぞく。フリードリヒの絵といえば荒涼とした山や海が知られるが、ここにあるのは画家自身の仕事場という、ごく身近な一室である。窓の桟が、外の光をいくつもの小さな四角に区切っている。




