緑の衣装の若い女性

緑の衣装の若い女性


作品情報

制作年
1513
技法
油彩、ポプラ板
種類
絵画
寸法
50 × 40.5 cm

ストーリー

彼女は小さな箱を手にしている。ウィーン美術史美術館は疑問符付きで、これを宝石箱と読み、女性の美しさと装いを示すしるしと解釈している。衣装の胸元はわずかに開いている。パルマはこの板絵を1512年から1514年頃に描いた。ヴェネツィアの買い手が自分の部屋に飾りたがった、半身像の美女の一枚である。

その後の来歴は珍しいほどよくわかっている。1636年にはヴェネツィアの商人バルトロメオ・デッラ・ナーヴェの持ち物で、その収集は町でも指折りのものだった。二年後、ヴェネツィア駐在のイングランド大使が、そのほぼすべてをスコットランドの貴族ジェームズ・ハミルトンのために買い付け、絵はロンドンへ渡った。ハミルトンは国王チャールズ1世の側で戦い、1649年3月、王の処刑から数週間後に自らも処刑された。遺された絵は売りに出され、スペイン領ネーデルラント総督だったハプスブルク家のレオポルト・ヴィルヘルム大公がその多くを買い取った。1659年にはこの板絵も大公のコレクションに記録されており、以来ハプスブルク家の絵画とともにある。

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