
ストーリー
ウォルヴァーハンプトン美術館に入る前に、正面を見上げてみてください。バース・ストーンの外壁に沿って彫刻のフリーズが続き、16の人物像が美術と工芸を表しています。絵画や彫刻と並んで、建築、陶芸、ガラス吹き、鍛鉄細工の姿があります。金属加工と製造業で生計を立ててきた町にふさわしい装飾です。建物は地元の建設業者フィリップ・ホースマンが資金を出して建て、バーミンガムの建築家ジュリアス・チャトウィンが設計し、1884年5月に開館しました。
館内の古い所蔵品は18世紀と19世紀のイギリス美術です。ジョージ王朝時代の展示室にはトマス・ゲインズバラ、ダービーのジョゼフ・ライト、ヨハン・ゾファニー、ヘンリー・フュースリらの作品が並びます。コレクションには、オックスフォードシャーの準男爵サー・エドワード・ターナーを描いたゲインズバラの全身肖像画も含まれます。ヴィクトリア朝の展示室は風景画や物語画へと続きます。
そこからコレクションは一気に時代を進めます。1960年代末から美術館は意識的にポップ・アートを購入し、現在は専用の展示室でアメリカとイギリスのポップ・アートを紹介しています。アンディ・ウォーホル、ロイ・リキテンスタイン、デイヴィッド・ホックニーの作品もその中にあります。もうひとつのコレクションは、北アイルランド紛争に応えて生まれた美術を集めています。
