
Wassily Kandinsky · PD
円(A)
作品情報
ストーリー
カンディンスキーがこれを描いたのは1928年1月である。その三か月後の4月4日、彼は当時教えていた町デッサウのフリードリヒ劇場で、ムソルグスキーの《展覧会の絵》の舞台化を上演した。色のついた形がピアノに合わせて現れては消え、客席の照明は彼の書いた指示に従って絶えず変化する。おかげで上演はひどく手間のかかるものになった。彼の舞台計画のうち、実際に上演されたのはこれ一つだけである。そのための水彩と素描が17点残り、助手フェリックス・クレー、画家パウル・クレーの息子である彼が持っていたピアノ譜も伝わっている。画布は35×25センチと小さい。彼はこれに「Ein Kreis a」と記し、自作の通し番号として420を与えた。未亡人のニーナが生涯手元に置き、1981年の遺贈でポンピドゥーに入った。




