
Nicolas Poussin · PD
時の音楽に合わせて踊る
作品情報
ストーリー
1630年代のローマで、のちに教皇クレメンス9世となる学識豊かな高位聖職者ジュリオ・ロスピリオージが、この絵をニコラ・プッサンに注文し、その主題まで考え出しました。四人の人物が手を取り合い、輪になって踊っています。彼らは貧困、労働、富、快楽を表し、人間の境遇が絶えずめぐる様子を示します。快楽にふけりすぎれば、再び貧困へと戻っていくのです。かたわらには翼をもった時が座り、竪琴を奏でています。上空ではアポロンが太陽の馬車で天を渡り、時の女神たちがそれを囲みます。地面にいる二人のプットーが、この寓意をまとめています。ひとりは砂時計を持ち、もうひとりはシャボン玉を吹いています。




