ローマの奴隷市場

Jean-Léon Gérôme · PD

ローマの奴隷市場


作品情報

制作年
1884
技法
油彩
種類
絵画
寸法
64.1 × 56.9 cm

ストーリー

1880年代、ジェロームがこの小さな板絵を描いたころ、カフカース戦争のあとにオスマン帝国の奴隷市場で売られたチェルケスの女性たちの記憶は、ヨーロッパでまだ生々しかった。それでも彼は舞台を古代ローマに移している。競売にかけられた裸の若い女性を奴隷商人たちが値踏みし、彼女は腕で顔を隠し、買い手たちは値をやりとりする。ジェロームはフランス・アカデミー絵画の大家の一人で、ここでは滑らかで緻密な筆致を残酷な主題に注いでいる。それが当時の批評家の一部を落ち着かなくさせた。この図像は版画や写真として広く出回り、絵そのものよりずっと遠くまで伝わった。1917年、ヘンリー・ウォルターズがボルティモアの収集品として買い取っている。

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