
Hugo van der Goes · PD
羊飼いの礼拝
作品情報
ストーリー
フリーズのように横に長いこの板絵を、フーゴー・ファン・デル・グースは1480年ごろ、晩年に描いた。両端で二人の男が幕を引き開け、見る者にキリスト降誕の場面を見せる。板の上部には本物の木の棒が取りつけられ、輪が描き込まれて、だまし絵の効果を完全なものにしている。この二人は旧約の預言者イザヤとエレミヤで、キリストの到来を予言した人物とされることが多い。右手からは羊飼いたちが半身で、身を寄せ合うように駆け込んでくる。知らせを聞いたばかりで幼子のもとへ急ぐかのようだ。まもなくファン・デル・グースはブリュッセル近郊の修道院に入り、そこで重い心の病に襲われた。




