湯浴みの後

Jean-Léon Gérôme · PD

湯浴みの後


作品情報

制作年
1870
技法
油彩
種類
絵画
寸法
82.6 × 66.7 cm

ストーリー

ジェロームはこうした場面で名を成した。トルコ式の浴場で身体を拭う女性を、静かな私的なひとときとして描いている。彼は1850年代から近東を旅し、ナイルをさかのぼり、カイロを歩いて、本物のタイルや大理石、打ち出しの真鍮を画家の目で覚えて帰った。舞台はいかにも東方風だが、実際に組み立てたのはパリのアトリエで、裸体のほうは現地で見たものではなく古典的な比率に従っている。この、記録のように正確な建築と、想像で置かれた人物という取り合わせこそ、当時のフランスの買い手が求めたものだった。ジェロームは彫刻家でもあり、エコール・デ・ボザールで大きな影響力をもつ教師として、それを何十年も供給し続けた。

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