聖体拝領の寓意

聖体拝領の寓意


作品情報

アーティスト
作者不詳
制作年
1700
技法
卵テンペラ
寸法
57.5 × 91.5 cm

ストーリー

技法は、何世代も変わらなかったイコン工房のものです。卵の黄身で顔料を練り、木の板に描いています。主題のほうは外から来ました。聖体拝領を寓意の形で表す構図は西方の宗教美術で生まれ、版画に乗って東地中海まで運ばれ、ギリシャの画家たちはその版画から構図を受け取りました。アテネ国立美術館はこの板絵に画家の名を記さず、制作年も17世紀の最後の四半期から18世紀の最初の四半期という幅で示しています。20年を超える戦いの末に1669年クレタ島がオスマン帝国の手に渡り、クレタ派の画家たちがイオニア諸島やヴェネツィアへ移った、その後の数十年にあたります。同じ主題のギリシャの板絵は、数街区先のビザンティン・キリスト教博物館にもあります。板は横に長く、幅91センチ、高さ57センチほどです。

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