
Unknown, The Fountain of Life, 1454. Wikimedia Commons. · PD
生命の泉
作品情報
ストーリー
この板絵は15世紀半ば、フランドル絵画がスペインの宮廷でもっとも求められた時代に、ネーデルラントからカスティーリャへもたらされた。作者は今も不詳だが、ヤン・ファン・エイクにきわめて近い筆致のため、長らくその周辺の画家とされてきた。画面上方には仔羊とともに神が玉座に着き、聖母、聖ヨハネ、楽器を奏でる天使たちが囲み、そこから命の水の泉が流れ落ちる。左には教皇と信徒からなる教会が集う。右にはユダヤ教の会堂の側が描かれ、人々は背を向け、一人は目を布で覆われている。この絵はセゴビア近郊のエル・パラル修道院に伝わり、幾世代にもわたって崇められた。




