マルシュアスの皮を剥ぐアポロン

Caroline Léna Becker · CC-BY-4.0

マルシュアスの皮を剥ぐアポロン


作品情報

制作年
1637
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
182 × 232 cm

ストーリー

1637年、スペイン王室が治めるナポリで、フセペ・デ・リベラはオウィディウスの中でもとりわけ残酷な物語に取り組んだ。サテュロスのマルシュアスは、あろうことか神アポロンに音楽の腕くらべを挑み、笛を竪琴に競わせて負けた。負けた代償は、生きたまま皮を剥がれることだった。リベラが描くのは、刃が皮膚に入っていくまさにその瞬間である。アポロンはほとんど穏やかで無表情な顔で作業に身をかがめ、逆さ吊りにされたマルシュアスは開いた口をこちらへねじ向ける。その哀願を受け止めるのは、見ている私たちになる。画面の隅には笛と竪琴が、音楽の途切れた場所に掛かっている。リベラはこの構図がよほど気に入ったのか、同じ年に第二の作品を描いており、今はブリュッセルにある。

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マルシュアスの皮を剥ぐアポロン — フセペ・デ・リベーラ — MuseScope