アカデミア美術館にて

アカデミア美術館にて


作品情報

制作年
1865
技法
板に油彩
種類
絵画
寸法
73 × 68 cm

ストーリー

1860年代のアカデミア美術館は、廃止された修道院や信心会から届いた古い絵画を、まだ集めては並べている最中だった。マッキアイオーリに加わっていたオドアルド・ボッラーニは、当時「大作の間」と呼ばれた展示室を描いた。筆致は速いが、壁の作品はどれも見分けがつく。左上にはジョットがオニッサンティ聖堂のために描いた聖母、右上にはチマブーエがサンタ・トリニタ聖堂のために描いた聖母が掛かる。どちらも今はウフィツィ美術館にあり、右下のピエトロ・ロレンツェッティによる福者ウミルタの祭壇画も同じだ。左側に並ぶ小さな四弁形のパネルは、タッデオ・ガッディがサンタ・クローチェ聖堂の香部屋のために描いた場面で、こちらは今もここにある。黒い服の女性が二人、静かに部屋を歩いている。開いた扉の向こうには白い彫像が見え、この部屋そのものは現在、石膏像の展示室になっている。

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