
Ivan Shishkin · PD
秋
作品情報
ストーリー
1891年、ペテルブルクの美術アカデミーの展示室で、シーシキンの回顧展が開かれました。1849年から当時までの習作、素描、版画をまとめた大がかりなもので、同じ建物では画家レーピンの展覧会が並行して開かれています。翌1892年、アカデミーの規約が改められたのを機に、彼は風景画の教室を任されました。この職に就いていた期間は短く終わっています。その1892年の日付を持つのが、この秋の風景です。横65センチほどの小さな画面で、林の一角に白樺が並んでいます。シーシキンの名前は展覧会を飾る大きな森の絵と結びついていますが、残された仕事の多くは、こうして戸外で描かれた小さな習作や素描、版画のほうです。今は個人の所蔵で、2015年にロシア絵画の競売に出たときの記録が残っています。




