磔刑のキリスト

磔刑のキリスト


作品情報

制作年
1475
技法
油彩、板
種類
絵画
寸法
41.9 × 25.4 cm

ストーリー

わたしたちはこの十字架を下から見上げることになります。祭壇に置かれた磔刑像を信者が仰ぎ見たのと同じ角度で、アントネロはわざと視点を低くしました。そのためキリストは誰からも離れ、広く淡い空を背にひとり掛かっています。聖母と聖ヨハネは頭蓋骨や骨の散らばる地面にじかに座っています。その向こうでは川が円塔のある城壁の町をめぐり、中景には三人のマリアの小さな姿が家路についています。十字架の足もとには署名と1475年の年記を記した小さな札が見えます。この銘文はもともと板の裏にありました。1884年にナショナル・ギャラリーが購入し、同じ年の修復で画面の下端へ移され、木の桟で保護されたのです。

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