
病み上がりの母と子
作品情報
ストーリー
この小さな板絵は、描かれて間もなくボストンに渡っていました。1873年1月、ボストン・アート・クラブが「病み上がりの人」という短い題で展示しており、貸し出したのは持ち主であるボストンの収集家ジョージ・A・ベシューンでした。描かれているのは病から回復しつつある女性と、そのそばにいる子どもで、質素なオランダの家のなかの静かなひとときです。美術館は制作を1871年頃としています。
ベシューンは1886年に亡くなり、同じ年の5月にコレクションがボストンで競売にかけられました。この板絵はロット40でした。買ったのは同じボストンのジョージ・A・ゴダードで、翌年ボストン美術館に寄贈しています。美術館が寄贈を登録したのは1887年12月6日、イスラエルスが63歳で、なおハーグで描き続けていたころのことです。




