
Fra Angelico · PD
聖母戴冠
作品情報
ストーリー
1435年ごろ、フラ・アンジェリコはフィレンツェ近郊フィエーゾレのサン・ドメニコ修道院のためにこの《聖母戴冠》を描いた。彼自身、そこのドミニコ会修道士だった。キリストが聖人と天使に囲まれて母に冠を授ける。新しさは足もとにある。玉座の階段が、フィレンツェの画家たちがまさにその頃練り上げていた遠近法の規則に従って、奥へと引き込まれていく。修道士でありながら画家でもあったアンジェリコは、故郷の最新の発明をすぐに取り入れた。空も意外だ。いつもの金箔ではなく、青く塗られている。金は衣と玉座に残され、その文様は今も描かれた日のように輝いている。




