
Fra Angelico · CC-BY-SA-3.0
サン・マルコ祭壇画
作品情報
ストーリー
画家であると同時にドミニコ会の修道士でもあったフラ・アンジェリコは、自らが暮らすフィレンツェのサン・マルコ修道院のために、この祭壇画を描いた。修道院の再建には、あのメディチ家のコジモが多額の資金を出している。当時の祭壇画は、聖人ごとに区切られた別々の板に描くのが普通だった。ところがここでは、聖母子と諸聖人が一つの部屋に集い、同じ光と空間を分け合っている。こうした形式は「聖なる対話」と呼ばれ、その最も早い例の一つとされる。手前でひざまずく医者の聖人コスマスとダミアヌスは、施主メディチ家の守護聖人である。




