田舎の踊り

田舎の踊り


作品情報

アーティスト
グイド・レーニ
制作年
1601
技法
油彩・カンヴァス
寸法
81 × 99 cm

ストーリー

この小さな絵の空をよく見ると、二匹のハエが描かれている。まるで本物がカンヴァスにとまったかのようだ。グイド・レーニがこの場面を描いたのは1601年から1602年頃。丘陵地帯で農民たちがリュートとヴィオラの音に合わせて踊り、土地の貴婦人や紳士が見守るなか、若い農夫が婦人の一人に踊りの先頭に立つよう誘いかけている。1633年より前には、すでにシピオーネ・ボルゲーゼ枢機卿のコレクションに入っていた。ところが1892年、財産を失った一族がローマの邸宅の中身を売りに出し、その目録でこの絵は「フランドル派」とされたまま行方がわからなくなる。再び姿を現したのは2008年、ロンドンのオークションで、作者不詳のボローニャ派の作品としてだった。研究者たちが古い記録と照らし合わせてレーニの作と突き止め、2020年、ボルゲーゼ美術館は約80万ユーロでこれを買い戻した。

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