
Jacopo Tintoretto · PD
茨の冠を戴くキリスト
作品情報
ストーリー
福音書によれば、ピラトがイエスを鞭打たせたあと、ローマの兵士たちは彼に紫の衣をまとわせ、茨で編んだ冠を頭に押しつけ、王笏の代わりに葦を持たせました。そしてひざまずいて嘲り、「ユダヤ人の王」と呼びかけたのです。ドメニコ・ティントレットは父ヤコポの原型にもとづいてこの場面を描きました。美術館は、息子が父から受け継いだものを指摘しています。交差する対角線と垂直線で組み立てた構図、激しくねじれる身体、くっきりとした明暗、そして美術館がビザンティン風と評するハイライトの置き方です。




