
Peter Paul Rubens · PD
デウカリオンとピュラ
作品情報
ストーリー
板は縦26センチ、横42センチほどしかない。1630年代の半ば、フェリペ4世はマドリード郊外の狩猟館トレ・デ・ラ・パラダを飾るため、オウィディウスの物語から60を超える場面を注文し、ルーベンスがその構想を引き受けた。ここに描かれるのはデウカリオンとピュラ、大洪水を生き延びた唯一の夫婦である。神託は母の骨を背後へ投げよと告げる。二人はそれを大地の石と読み、石の落ちた場所から人が起き上がる。この下絵をもとに大画面を仕上げたのはアントウェルペンの画家ヤン・コシエールで、その絵は失われ、素早い筆の小さな板だけが残った。




