
Peter Paul Rubens / Frans Snyders · PD
サテュロスに覗かれるディアナとニンフたち
作品情報
ストーリー
眠っているのは、狩りの女神ディアナとお供のニンフたちです。明け方から狩りに出て、昼の暑さのなかで獲物のそばに寝入ってしまい、そこへ二人のサテュロスが布をめくってのぞき込みます。この絵を所蔵する英国王室コレクションは、ここに仕組まれた対比に注目しています。若く、色白で、清らかな狩人たちと、年老いて色黒で毛むくじゃらのサテュロス、そして足元に転がる猪です。ディアナの白く弓なりの体は銀色の三日月を思わせ、いつもの三日月の髪飾りを着けていないのはそのためかもしれない、とも述べています。制作は1616年頃で、猪やウサギ、鳥などの獲物は、ルーベンスが空けておいた部分に動物画家フランス・スナイデルスが描き入れたものです。




