
Caspar David Friedrich · PD
復活祭の朝
作品情報
ストーリー
この小さなカンヴァスは、フリードリヒが1828年から1835年のあいだに描いたものです。夜明けの野道を、当時の服を着た女性たちが二人、三人と連れ立って歩いています。木々はまだ裸のままですが新しい芽が出はじめ、空には月が残っています。美術館の解説では、月と夜明けは死と永遠の命への希望を表し、冬の終わりから春へ向かう季節は、題名の由来でもあるキリストの復活に結びつけられています。19世紀半ばにこの絵を持っていた収集家は、現在ハンブルク美術館にある《初雪》と一対の作品だとはっきり述べていましたが、研究者ヘルムート・ベルシュ=ズーパンはこの組み合わせに異を唱えています。1973年にハンス・ハインリヒ・ティッセン=ボルネミッサ男爵が競売で手に入れ、その後およそ一年、ロンドンのナショナル・ギャラリーに貸し出されました。




