白いコートのエレン・メアリー

Mary Cassatt · PD

白いコートのエレン・メアリー


作品情報

アーティスト
メアリー・カサット
制作年
1896
技法
油彩
種類
絵画
寸法
81.28 × 60.32 cm

ストーリー

白いコートと、毛皮の縁取りのついた大きな帽子に埋もれそうなこの子は、画家の姪エレン・メアリー・カサット、二歳ほどのころの姿です。メアリー・カサットのいちばん下の弟ガードナーの二番目の子どもで、おそらく1896年、一家がパリ北西の田舎にある画家の家を訪ねていたときに描かれました。姪の成長に合わせてカサットが描き続けた数多い肖像の、最初の一枚です。カサットはベラスケスを熱心に研究しており、宮廷服にこわばって収まるスペイン王家の幼い子どもたちを描いた彼の作品が、この絵の背後にあります。服の外に見えるのは、小さな顔と手、ざっと描かれた足だけです。1911年、カサットはこの絵をエレン・メアリー本人に贈りました。叔母と姪はとても仲がよく、1926年に亡くなるとき、カサットは彼女に家を遺しています。肖像はエレン・メアリー、次いでその息子のもとにあり、2012年に一家からボストン美術館へ寄贈されました。

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