
Claude Monet · PD
ジヴェルニー近郊のケシ畑
作品情報
ストーリー
ジヴェルニー近くのこのひなげし畑が1912年からボストンにあるのは、別の町で、ある建物がついに建たなかったからです。モネは1890年10月31日にこの作品をデュラン=リュエルに売り、1899年、画商はそれをコロラド州選出の合衆国上院議員エドワード・O・ウォルコットに売りました。議員の死後、絵は弟のウィリアムに渡ります。ボストンの北にある繊維工業の町ローレンスで、会衆派教会の牧師を務めていた人です。ウィリアム・ウォルコットは1911年に亡くなり、手元の絵画17点を、町の人々のためにとローレンスの基金ホワイト・ファンドに遺しました。遺言には、ローレンスに安全に展示できるふさわしい建物ができるまで、作品をボストン美術館に預けておくようにと書かれていました。その建物は結局できませんでした。百年以上たった今も、このモネは基金の所有のままボストンに掛かっていて、基金はローレンスの子どもたちや住民が見に来られるよう、見学の機会を設けています。




