
喧嘩する農民たち
作品情報
ストーリー
村の居酒屋の前で、カード遊びが殴り合いになっています。卓上にも地面にもカードが散らばり、若い男がナイフを握ると女がその手首をつかみ、卓の脇ではもう一人が相手の髪をわしづかみにしています。そのそばでは豚と犬が知らん顔です。ブラウエルが1625年から1626年頃に描いたこの板絵は、その後の持ち主をかなり細かくたどることができます。1738年、ブリュッセルでハーグの収集家ウィレム・ロルミールが入手し、1763年に彼の絵が競売にかけられると、同じハーグのアドリアーン・レオナルト・ファン・ヘーテレンの手に渡りました。1809年には、ナポレオンの弟でホラント王だったルイ・ボナパルトが、ファン・ヘーテレン家のコレクションを丸ごと買い上げ、アムステルダムに創設したばかりの王立美術館に収めます。いまも所有者はアムステルダム国立美術館で、1954年からマウリッツハイス美術館に貸し出されています。




