
Ivan Shishkin · PD
カマ川沿いのモミの森
作品情報
ストーリー
ペルミ国立美術館がこの絵でとくに注目するのは、モミや雑木の上にひときわ高くそびえる一本の松です。まるで肖像画のように、その木ならではの性格をもって描かれている、と美術館は説明しています。シーシキンは1877年、故郷エラブガの東に広がる松林「大ボル」の北のはずれの高台から、秋の森を見下ろす景色を描きました。梢の向こう、眼下にカマ川が流れ、その先には平らな土地が地平線まで続きます。ロシア語の題名は、すぐそばにあった集落の名前「ボガトゥイ・ログ」から取られていますが、この集落はもう残っていません。森は1991年から国立公園「ニージニャヤ・カマ」の一部となり、その北のはずれからは、今も絵とほとんど同じ眺めが見られるといいます。




