ヴァランジュヴィルの断崖の漁師小屋

Claude Monet · CC-BY-SA-4.0

ヴァランジュヴィルの断崖の漁師小屋


作品情報

アーティスト
クロード・モネ
制作年
1882
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
60.6 × 81.6 cm

ストーリー

この小屋へ行く道はありません。モネはディエップの西、ヴァランジュヴィルの断崖の斜面に小さな石造りの小屋を置きながら、そこへ通じる小道を一本も描きませんでした。目は屋根まで届くのに、足ではたどり着けないのです。ボストン美術館は、扉と二つの小さな窓が、この建物にどこか顔のような表情を与えていると指摘しています。モネの時代、こうした小屋は漁師たちが道具をしまう場所として使われていて、題名もそこから来ています。屋根は強いオレンジ色で、実際にそういう色だったのかもしれません。それがイギリス海峡の青と向き合い、沖では何艘かの遊覧ヨットが光を受けています。画面左下には署名と1882の年記があります。1890年5月、パリの劇作家ジョルジュ・ド・ポルト=リッシュのコレクションとして競売にかけられ、同じ年の7月、画商デュラン=リュエルがボストンのアンナ・パーキンス・ロジャーズに売りました。彼女は1921年、この絵を美術館に遺贈しています。

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