
Gustave Caillebotte · PD
花壇、プティ・ジュヌヴィリエの庭
作品情報
ストーリー
パリの北西、セーヌ川をはさんでアルジャントゥイユの向かいにあるプティ・ジュヌヴィリエに、カイユボットは家と庭を持っていた。この絵はその庭の一角で、芝生の上の丸い花壇を強い日差しのなかで間近からとらえている。左端では家の灰色の壁が画面に切られ、右手には明るい小道が弧を描いて遠ざかる。赤と濃い紫の短い筆触が何層にも重ねられ、厚く盛られた絵具はいまも盛り上がりを保っている。2014年にニューヨークでこの絵を競売にかけたサザビーズのカタログによれば、左下の署名は画家の弟マルシアルが書き入れたものだという。記録に残る最初の所有者はパリの画商アンブロワーズ・ヴォラールで、その後は個人コレクターや画廊のあいだを渡り、1973年にアラバマ州バーミンガム、1974年にケープタウンで公開された。




