
Wassily Kandinsky · PD
自由
作品情報
ストーリー
バウハウスがデッサウの新しい校舎に移ったのは1926年の暮れだった。同じ年、カンディンスキーは《点と線から面へ》という本を出している。点がどう働き、線がどの向きに引かれると何が起きるか、円は面の上で何をするのかを、順を追って書いた一冊である。この《自由》は、その翌年に描かれた。カンヴァスではなく厚紙に油彩で、縦50センチ、横37センチほどの小さな画面だ。デッサウでは教師たちのために校舎の近くに住宅が建てられ、カンディンスキー夫妻の隣に住んでいたのは画家のパウル・クレーだった。二軒は壁を共有する一棟の建物である。




