
Jacopo Tintoretto · PD
ゴンザーガ連作:ミラノを攻略するフェデリーコ2世・ゴンザーガ
作品情報
ストーリー
画面左端で葦毛の馬にまたがり、歩兵の列を率いて町へ入っていくのがフェデリーコ2世・ゴンザーガ、この絵を注文した公爵の父である。1521年、まだ21歳ほどだったフェデリーコは、教皇レオ10世と皇帝カール5世の同盟のもとで教皇軍を指揮し、ミラノを占領していたフランス軍と戦った。美術館の解説によれば、同盟軍は夜陰に乗じて攻め寄せ、町の門は裏切りによって開かれていたという。ティントレットは戦闘を小さく、遠くに描いている。はるか奥ではスペイン兵が敵を街路に追い立て、前景はフェデリーコの入城にあてられている。グリエルモ公がこの場面を描かせたのは1579年から80年頃、マントヴァの歴代公爵に捧げられた連作の第2部のためだった。




