聖三位一体

Sandro Botticelli, Holy Trinity, 1492. Wikimedia Commons. · PD

聖三位一体


作品情報

制作年
1492
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
215 × 200 cm

ストーリー

1491年ごろ、ボッティチェリはこの《三位一体》を、フィレンツェのサンタ・エリザベッタ・デッレ・コンヴェルティテ聖堂のために描いた。売春の暮らしを捨てた女性たちを受け入れる施設で、彼女たちは「改悛した女たち」と呼ばれた。その守護聖人はマグダラのマリアで、画家は彼女を十字架の足もとに置く。痩せ細り、自らの長い髪に包まれた悔い改めの姿は、施設の女性たちが自分を重ねるためのものだった。ちょうど修道士サヴォナローラが町で贅沢と虚栄を戒めていた頃で、ボッティチェリ晩年の絵はいっそう厳しく硬くなり、《ヴィーナス》のたおやかな優美さから遠ざかっていく。近年の洗浄で、板が仕上がるまでに磔刑のキリストが何度も描き直されていたことが分かった。

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