イエルサリミティカ

イエルサリミティカ


作品情報

アーティスト
作者不詳
制作年
1857
技法
カンヴァスにテンペラ
寸法
145 × 210 cm

ストーリー

これは祈りのためのイコンというより、旅の記念であり、その旅が確かにあったという証しです。1857年に布に描かれたこの作品は、バルカンのキリスト教徒がプロスキネタリオンと呼んだもの、すなわちエルサレムを描いた大きな布の地図で、中央に聖墳墓教会が据えられ、その周囲にキリストの最後の日々の場所が並べられています。18世紀から19世紀にかけて、エルサレムやアトス山、あるいはリラ修道院への巡礼は大きな名誉をもたらしました。それを果たした者は「ハジ」という尊称を得て、しばしばこうした布を注文して持ち帰ったのです。家に掛けたり教区の聖堂に納めたりして、留守を守った人々と旅を分かち合いました。城壁に囲まれた町全体が一度に、上からと横からと同時に見えるように描かれ、門から聖所へと至る道筋を目でたどることができました。

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