
Claude Monet · PD
牧草地にて
作品情報
ストーリー
1876年の夏、モネはセーヌ川沿いの町アルジャントゥイユで家族と暮らしていた。パリの北西にあるこの町の草原で描かれたのが本作である。花の咲く草むらに埋もれるように座り、本を手にしているのは妻のカミーユで、画面のほとんどを草原が占めている。翌1877年4月、印象派の画家たちはパリのル・ペルティエ通りにある広い貸しアパルトマンで第三回のグループ展を開いた。モネはおよそ30点を出品し、話題を集めたのは蒸気と鉄骨に満ちたサン=ラザール駅の新作だったが、この草原の絵も同じ会場に並んだ。その後はヨーロッパの個人コレクションを渡り、最後に公の場に出たのは1957年、ロンドンのテート・ギャラリーでのことだった。初めて競売にかけられたのは2009年2月、ロンドンのクリスティーズで、落札額は約1100万ポンドだった。




