
Albert Bierstadt · PD
評議するインディアンたち、カリフォルニア
作品情報
ストーリー
1872年ごろ、ビアスタットはカリフォルニアに住んで二、三年になり、その名声は人々が列をなして見た西部の巨大で光に満ちたパノラマによっていた。ところがこの作品は正反対だ。小さく、紙に描かれ、ヨセミテ渓谷に集まって話し合うミウォクの人々の静かな一場面である。ビアスタットは、先住民の暮らしが急速に消えつつあり、それを記録するのが画家の務めだと信じていた。西部が測量され、地図に描かれ、入植者に開かれていく時代だった。ほかならぬ1872年、議会はイエローストーンを国内初の国立公園に定めている。その勢いを前に、彼は自らを有名にした雄大な背景もほとんど添えず、車座になって談じる一群に目をとめた。




