
イタリア風の風景
作品情報
ストーリー
ヤン・アッセレインがこの南国の情景をアムステルダムで描いたのは1650年から1652年ごろ、イタリアから戻って何年もたち、生涯の終わりが近づいたころだった。彼は1652年10月にこの町で埋葬されている。画面左下には、JとAを一字に組み合わせたイニシャルで署名がある。
この作品は1844年にウィーンのチェルニン伯爵家のコレクションにあったことが記録され、1936年の同家の目録にもまだ載っている。チェルニン家の画廊はヨーロッパ有数の名高い個人コレクションで、フェルメールの《絵画芸術》も1世紀以上にわたって所蔵していた。1962年、アッセレインの風景画はロンドンの画商のもとに現れ、マウリッツハイス美術館友の会財団が購入した。所有者は今も友の会で、以来ずっと美術館に貸し出されており、ハーグにある同館の第二の展示施設、ウィレム5世公ギャラリーに掛かっている。
