
Artemisia Gentileschi · PD
ホロフェルネスの首を斬るユディト
作品情報
ストーリー
バロック期に名を成した数少ない女性画家、アルテミジア・ジェンティレスキがこの絵を描いた。旧約聖書の一場面で、女性ユディトが敵将ホロフェルネスの寝首をかく。多くの画家がこの主題を上品に扱ったのに対し、アルテミジアは血なまぐさい殺害そのものを正面から描く。ユディトと侍女が全身の力で将軍を押さえつけ、剣が首に食い込み、血がしぶく。彼女はこの絵の少し前、師の画家アゴスティーノ・タッシに乱暴され、裁判で証言している。その経験と重ねてこの絵を読む見方は根強いが、それだけで説明すべきではないという声もある。カラヴァッジョ譲りの鋭い明暗が、寝台の上の暗い格闘を照らし出している。




