絵画の寓意としての自画像

Artemisia Gentileschi · PD

絵画の寓意としての自画像


作品情報

制作年
1638
技法
油彩、キャンバス
種類
絵画
寸法
98.6 × 75.2 cm

ストーリー

1638年、アルテミジア・ジェンティレスキはロンドンへ渡った。イングランド王チャールズ1世に招かれ、宮廷画家として先に来ていた父オラツィオのもとに合流するためだった。そこで描いたと見られるのが、この自画像である。彼女は絵筆と絵の具皿を手に、身を乗り出して制作に没頭する自分を描いている。ただの自画像ではない。当時の図像の約束事では、「絵画」という技芸は、髪を乱し、首から仮面の飾りを下げた一人の女性の姿で表された。男の画家には、自分を描きながら同時に「絵画」そのものになることはできない。女性であるアルテミジアだけが、その二つを一枚に重ねることができた。絵は今もイギリス王室のコレクションにある。

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