サンダーリン夫人

Joshua Reynolds · PD

サンダーリン夫人


作品情報

制作年
1786
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
238.5 × 147.5 cm

ストーリー

1785年、国王ジョージ3世はアイルランド議会の議員リチャード・マローンを貴族に列し、サンダーリン男爵としました。新しい爵位を得たマローンは、ロイヤル・アカデミー会長のジョシュア・レノルズに、妻の等身大の全身像を依頼します。報酬は1786年11月に支払われました。マローンの弟でシェイクスピア研究者のエドモンド・マローンは、レノルズの親しい友人の一人でした。構図は、17世紀にヴァン・ダイクがイギリスにもたらした貴族の全身肖像の型に倣い、暗い木立を背に明るい姿が立ち、画面の右側には夕暮れの風景が開けています。一方、身につけているのは当時流行のトルコ風の装いで、金糸を織り込んだ薄いショール、袖の金の刺繍、ゆるく結んだ帯、高く結い上げた髪粉の髪に巻いた青いリボンがそれにあたります。41歳の夫人は、右手で白い絹のドレスを軽くつまみ、動きの途中でふと立ち止まったかのようです。

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