
Sailko · CC-BY-SA-4.0
冬の風景
作品情報
ストーリー
1868年から翌年にかけての冬、28歳のクロード・モネはノルマンディー海岸のエトルタ近くで「かささぎ」を描いた。雪の野原と木戸、その上にとまる白黒の鳥が一羽だけという絵である。これを所蔵するオルセー美術館は、その少し前にクールベが雪を描いて大きな成功を収めていたこと、そしてモネがクールベの雪景色につきものだった森と狩りを描かなかったことを指摘している。クールベ自身のこの小品にも、狩人も獲物もいない。新雪の重みでしなるモミの木立と、その脇に広がる白い野原があるだけだ。画面左下には署名と「68」の年記がある。縦30センチ、横40センチほどのこの絵は、いまリスボンの国立古美術館にある。




